東日本部落解放研究所

2025年度 第2回定例研究会を11月8日に開催します。報告テーマは『部落女性の「不可視化」とフェミニズム』 [ 2025-10-22 ]

カテゴリ:予告情報

2025年度東日本部落解放研究所・第2回定例研究会

開催の趣旨

今年3月にエトセトラブックスより刊行された『部落フェミニズム』の共著者である藤岡美恵子さんをお招きし、お話しを伺います。藤岡さんは、長らくフェミニズム運動の中で、部落女性が「不可視化」されてきたことを「レイシズム」と捉えて、批判されています。部落女性の存在が「不可視化」されるのは、マジョリティの側が「不可視化」しているからであり、そのようなマジョリティの立場を厳しく問い直されています。また『部落フェミニズム』に寄せられた論考の趣旨と共に、この本ができるまで、共同執筆者の間で、どのような問題意識が提起され、共有されていったのか、についてもお話しをうかがいたいと思います。

報告テーマ
部落女性の「不可視化」とフェミニズム
報告者
藤岡美恵子さん(法政大学大学院非常勤講師)
報告者プロフィール

1980年代末から2000年代半ばまで国際人権NGO反差別国際運動(IMADR)で専従職員やプロジェクトコーディネーター。その後NGOと政府の関係、レイシズム、植民地主義の問題にとりくむ。

論文:「Condemning J. Mark Ramseyer’s Paper “On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japan”」(共著、The Asia-Pacific Journal Japan Focus, Volume 19, Issue 9, Number 8, 2021)。

共著書:『終わりなき戦争に抗う』(新評論、2014年)

日時

2025年11月8日(土) 13:30〜16:30

会場

上野区民館・301集会室(チラシの地図参照

東京都台東区池之端1-1-12 03−5815−8612

実施

対面&リモートの併用。リモート希望者にはURLを送付します。

申し込み

※参加ご希望の方は、会場参加・リモート参加、いずれも10月31日までに、研究所事務局へメールまたはFAXでお申し込みください。

会員以外の方は、お申し込みの際、ご所属をおしらせください。

主催

東日本部落解放研究所

TEL 03-5603-1863 FAX 03-5603-1862

higashiken-jimukyoku@athena.ocn.ne.jp



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